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恒例の日本原基地調査

<2004年日本原基地調査報告           
10月2日、2004年日本平和大会岡山県実行委員会主催の恒例の日本原基地調査に13人が参加しました。
中尾元重県平和委員会会長が情勢の特徴について安保条約の成立時から新ガイドライン、周辺事態法、有事法制までの流れと米軍自衛隊再編、ミサイル防衛、自衛隊恒久海外派兵に向けた動きについて報告し、森藤政憲勝田郡平和委員会事務局長から日本原基地の最近の動きについて報告しました。
kokutiban.JPG 勝田郡平和委員会の調査によると日本原基地には陸上自衛隊中部方面隊の駐屯地と演習場があり、日本原駐屯地には155ミリ榴弾砲を扱う特科隊と74式戦車を扱う戦車中隊、短SAMや近SAMを扱う高射特科中隊などがあり、隊員約740名が駐屯しています。


FH70.JPG 日本原駐屯地に隣接し、奈義町全体の約4分の1を占め、広さ1900ヘクタールの日本原演習場は年間200日から300日使用され、実弾演習は2003年度で112回実施されています。演習場では、戦車砲や無反動砲、機関銃や手榴弾、爆破訓練などさまざまな実弾演習が行われていて、最近は夜間を含むヘリコプターの訓練も増加し、海上保安庁の小銃射撃訓練や海上自衛隊の手榴弾訓練も行われています。また、演習場を起点に小銃を持って12時間以上かけて一般道を使用した徒歩行進も行われていました。
roket.JPG 日本原では、部隊増員や演習場拡張計画があり、日米共同訓練も懸念されています。演習場の管理も厳しくなり、巡回も増えており、演習場内のハッチョウトンボやサギソウなどの希少種の生息域がだんだんと狭められています。
演習場内では、土曜日なのに実弾演習が行われていました。台風の影響で日程がずれているらしく、パーンという音が頻繁に響き渡ります。3列3段の中央戦車射座、機関銃演習用のタコツボ、手榴弾訓練場や対戦車砲射場などを見学したあと駐屯地の戦車や155ミリ榴弾砲などを見てまわりました。また、旧陸軍がつくったトーチカには大きなコウモリが棲みついていました。
tochika.JPG 奈義町は「自衛隊との共存共栄」をめざしていますが、演習に使用した実弾数が2001年から町に報告されなくなったり、演習場の入口に鉄のゲートができたりして、自衛隊はますます秘密主義を強め、町民から孤立を深めています。「自衛隊がいるから町財政が豊かだ」としていますが、町の歳入に占める自衛隊関係の補助金・交付金等はわずか6%に過ぎません。勝田郡平和委員会事務局長の森藤政憲氏は「奈義町が合併しなくても、自衛隊に依存しなくてもやっていける展望をみんなに明らかにしていきたい」と語っていました。  

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