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安斎育郎 立命館大学国際平和ミュージアム館長講演

 2005年6月26日(日)14:00~岡山市勤労者福祉センターでNPO法人平和推進岡山市民協議会主催の「岡山空襲平和資料館(へいわかん)開館記念講演」で立命館大学教授で立命館大学国際平和ミュージアム館長の安斎育郎氏が「戦後60年、憲法9条と平和館の役割」と題して講演を行いました。05NPOAnzai

 立命館大学は戦前に軍国主義の先陣を切って学生が天皇を守護し、学徒出陣や学徒勤労動員で多くの学生の命を失った苦い経験から、それを深く反省し、戦後は平和を旗印にしてきたそうです。そのなかで1992年に立命館大学国際平和ミュージアムを開設し、現在までに45万人が入場しています。

 平和博物館は「過去と誠実に向き合い」「平和のために友好を促進するために」学習できる場である必要があります。自分や自国に都合の悪いことを覆い隠したり、開き直ったりせず、率直に究明して反省し謝罪する姿勢がなければ友好は期待できません。

 世界に平和博物館は100以上ありますが半数以上は日本にあって、そのほとんどが自治体がつくっています。
侵略を受けた歴史の告発と民族の優秀性のみを訴える博物館や侵略した事実を覆い隠して優秀な技術や自己犠牲の精神だけを取り上げたり、侵略したことを「正義のため、解放のため」と偽ったりするような博物館は平和を創造することはできません。

 平和博物館がお互いに連絡を取り合ってネットワークを形成しているのも日本だけだそうです。岡山の地から「へいわかん」を拠点に自治体や他の博物館とのネットワークを広げていくことが重要だと感じました。

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